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ハローワークで自分に合った求人を見つけるコツ

職場探しでハローワークを使いこなす

高校や大学などの教育機関の利用を終えた後、社会に出るための一歩として、求人広告を掲載しているハローワークを利用する方はとても多いと思います。しかしながら、希望する職種があっても、なかなかそれを見つけるのが難しいと思っている方もまた多いのではないでしょうか。

さらに、近年問題視されている「ブラック企業」と呼ばれる労働基準法を無視し、利益追求のために雇用者に一方的に働く時間を強要する会社も存在しているため、就職した後で損をしないよう会社選びは慎重に行わなくてはなりません。

このような現代の労働問題を踏まえた上で、ハローワークを利用するにあたって、まずはハローワークで掲載される求人についての基本を押さえておく必要があります。

ハローワークを知ろう

ハローワークとは、正式には公共職業安定所と呼ばれ、国がその運営に担っています。求職者に仕事を紹介する業務の他、何らかの事情で就職が困難な方を支援する社会保障としての役割も果たしています。

ハローワークでは、無料で求人が掲載できるため、マイナビエージェントやリクルートエージェントなど、民間の求人サイトの求人数より、求人量が多いとされています。また、ハローワークは、基本的に法律によって求人を希望する会社の掲載制限を持たないため、求人サイトと異なり、求人の質が比較的低い傾向にあります。

その分すぐに辞めてもまた採用すれば良いと考える「ブラック企業」のような求人も多く掲載されるため、注意が必要です。また、ハローワークでは、最新の求人を掲載できるように、午前6時に新しい求人の更新が行われるので、新しい求人に応募できるよう時間を意識したハローワークの利用をおすすめします。

仕事探しのポイント

求人専用のコンピュータを使用し、職種や働く時間帯、勤務地や雇用形態などの希望の条件にチェックを入れて検索。特に複雑な作業が要求されません。比較的簡単に掲載されている求人の中から会社を絞り込んで、気になる仕事を探せられます。

気になった求人は印刷できるので、気になった会社は、とりあえず印刷し、求人内容についてじっくり検討してみても良いでしょう。

楽に就職先を探せるといっても、自身の希望にピッタリ合うかどうかは実際に会社に入ってみるまで分かりません。

そこで、その会社の口コミや既に働いている人からの職場環境などの声をネットから探してみるのも良いでしょう。さらに、ハローワークの利用と同時に求人サイトも利用し、希望条件のある会社を見つける機会を増やすのも効率的な職探しができるポイントになります。