
最近では、幼少期からの英語教育にかなり力を入れている様子が
町のあちこちから伺えます。
テレビCMなどを見ていても、
生まれてほんの間もない時期の子供にアニメのDVDなどを見せて、
3歳くらいまでには英語がペラペラになっているようにしましょう
という商品もたくさん見かけることができます。
子供ばかりでなく大人にとっても英語の習得はかなり緊急に求められており、
ユニクロや楽天で社内では英語で会話をするように
社員に義務付けることも行われるようになったというニュースも聞きます。
私としては英語はそれほど苦手というわけではなかったのですが、
なにせ学生時代からだいぶ時間もたっており、
きちんと試験として受検をしたことはなかったので、
これから就職活動に活かそうと思うなら、
かなり本格的に望まなくてはいけないなと思っています。
話は変わりますが、ユニクロや楽天ほど本格的ではないにしろ、
総合職以上の人には英語で話せることを必須化しようとする動きは
大企業を中心に多くの場所で見られているようですね。
新しいところでは2011年の2月に三井住友銀行で英語テストである
「TOEIC」で800点以上を目指すよう全行員に通達したというニュースがありました。
三井住友銀行は海外での融資先も多数あるので、
総合職となる人などでは英語の理解は必須となってしまうようです。
ちなみにTOEIC800点以上というと、通常会話が完全に理解でき、
素早く応答が可能なレベルとされています。
昔はTOEICのテストは600点以上が取れれば、
そこそこ英語ができると評価をされていたものですが、
最近では英語力そのものについての基準が高く設定されるようになったようです。
三井住友銀行では、東京と大阪の本店内に特別の区画を用いて
無料で行員が勉強できるように施設を用意したというのですから、その本気ぶりが伺えます。
金融業界とは全く違う業界ですが、
私の知り合いでもそれまで勤めていた企業が突然外資系の企業からM&Aを受け、
社長が外国人になったことから、
本社での会議では英語を話さざるを得なくなった人がいます。
私の友人はまだ20代で若手なのでなんとか勉強をしてついていく努力をしているようですが、
既に40代後半になっている支店長はかなり英語取得に苦労をしていると聞きます。
決して他人ごととは思えない話でもあるので、
転職活動とはまた別に私もきちんと英語能力を高める努力をしていきたいと思います。