
毎年夏になると頭が痛いのがオフィス内での暑さ対策です。
数年前からクールビズといって夏季の服装については自由度が増してきましたが、
それでも室内が暑いという点ではそれほど変化はありません。
どうしても暑くなってくると集中力が切れがちになるので、
つまらない凡ミスをしてしまったりどうでもいいことをキツイ言い方をしてしまい、
オフィス内の空気が悪くなってしまったりします。
また暑さを根性だけで我慢していると、
しまいには熱中症となって倒れてしまったりすることもあるので無理は禁物です。
少し話はそれますが、最近は小中学校や保育園では学校に
自分の水筒を持っていくようになったのですね。
確かに教室の全てに冷房があるわけではありませんし、
暑い教室内では体調を悪くしてしまうような子供もいるのでしょう。
自分が子供の時にもそうとう暑い思いをしたという記憶がありますので、
今の子どもたちはそれよりもさらに過酷な状況におかれているのだろうなと思うと
胸が痛みます。
それはそうと、オフィス内での暑さ対策ですが室温が高くなると
どうしても手が伸びてしまうのが冷たい飲み物です。
外回りをしたときなどは下手をすると1件まわるごとに
コンビニなどでアイスを買ったり冷たい飲み物を飲んだりしてしまうこともあります。
ですが最近知ったのですが、そうして頻繁に冷たいものをお腹に入れてしまっていると、
慢性的な体調不良を引き起こしてしまう原因になってしまうのですね。
冷たいものを食べ続けると内臓が冷えた状態になってしまうので、
胃や腸の調子を大きく崩してしまうことになります。
基本的に体内は暖かい状態にある方が調子がよくなる傾向があるので、
冷たい状態が内蔵で続いてしまうとそれが原因となって免疫力が弱まり、
胃腸炎を誘発したりウイルスが来た時に、
うまく体外に出すことができなくなってしまいます。
秋口になってそれまでなかったような花
粉症やアレルギーが出たという人が受診をしてみると、
ほとんどの人が夏に冷たいものを食べ過ぎていたことがわかるということもあるようで、
あまり暑いからといって油断しているとあとで痛い目にあってしまいます。
また冷たいものは大抵甘いので、食べ過ぎると肥満になってしまったり、
通常の食事がお腹に入らなくなって栄養不足の状態になります。
内蔵冷えは冷房による冷え性とは比べ物にならないほど、
悪質であると言い切る医師もいるくらいなので、
喉がかわいたときにはほどほどの温度のものを飲むようにしましょう。