
転職においての採用試験では、テストを行うところもありますが、
面接が一番重要な審査内容となります。
どんなに採用試験でよい点数をとっても、
面接での印象が悪ければ不採用となってしまうでしょう。
ここで、転職における面接ではどのような点に気をつければよいか、
面接の担当者は応募者のどんなところをチェックしているかについて調べてみました。
まず、一番重要なのは態度。
面接を受ける際の態度が悪いのは問題外ですが、
どのようにすれば態度がよいと判断され、
どんな人は態度が悪いと思われてしまうのかを把握していないと、
面接官によい印象を与えることができませんよね。
必ず抑えておきたいのが、面接に訪れる時間。
遅刻をするのは論外ですが、早すぎてしまうのも面接官によい印象を与えないようです。
遠方から訪れる人は、電車遅延などのトラブルがあっても
遅刻しないで面接に行けるよう余裕を持って出かけている人が多いかと思いますが、
あまり早すぎてしまうと企業側はまだ面接の準備中で、
逆に迷惑になってしまうこともあります。
あまり早く着いてしまったときは、
近所のコーヒーショップで面接の練習をしながら時間をつぶすなどして、
面接の5分前くらいに到着するように調整してください。
いざ面接が開始されたら、絶対に避けたいのが「小さい声」です。
声が小さいと、面接官は聞き取りにくいのはもちろん、
聞き取ろうとしてイライラしてしまいます。
大きな声でハッキリと相手に伝わるように会話しましょう。
かといって、怒鳴るような声で会話をするのはNGです。
また、最初の挨拶をきちんとできない人は、
かなりの確率で不採用になってしまいます。
「このたびはお時間を作って頂いてありがとうございました」くらいの挨拶は、
社会人としての常識です。
事前にこうした挨拶においては練習をしておくとよいでしょう。
清潔感がないのも、面接官への印象を悪くします。
洗濯していないシャツを着て、襟や袖口が黄ばんでいたり、
臭いがあったりというのは言語道断。
そのほか、ネクタイをきちんと締めていない、
髪型が整っていないというのも面接官のNGポイントとなりますので、
身だしなみにはくれぐれも注意してください。
そのほか、面接ではみなさん緊張してしまうかと思いますが、
緊張のあまり何を話しているのかわからなかったり、
貧乏ゆすりをしてしまうなどというのも印象が悪いので、
必要な会話はしっかりとできるように事前に練習されることをおすすめします。
入社したら人前でプレゼンするなど、それなりに緊張する場面があります。
そういったシチュエーションでもきちんと仕事ができることが前提で採用されますので、
挙動不審はNGです。