“伝え方”の技術を学ぶ

コミュニケーション能力は大事

ここ最近の転職・就職の状況をみてみると、
面接時のコミュニケーション能力や話し方のうまさが
採用を決める大きな決め手になっているようです。

コミュニケーション能力というと非常に大雑把な内容ですが、
限定的に「仕事に役立つコミュニケーション能力」ということでみていけば、
それは究極的には「伝える力」ということに行き着きます。

伝える力とは、会話だけでなく文章やその他のジェスチャーなど、
あらゆるツールを使ってどのようにすれば
より自分の言いたいことを適切に相手に伝えることができるかということを問うものです。

実際に仕事をしてみても、同僚やクライアントに対し、
自分だけがわかったつもりで話をすすめてしまったために、
大切な局面になってから実は大きな食い違いを
してしまっていたということによく気づいたりします。

電話番という仕事一つをとったとしても、
取次ぎをしようとした出先の同僚がたまたま電源の届かないところにいたとき、
客先からの伝言を伝言サービスに残すか、机上にメモとしておいておくか、
または少し時間をおいてからかけ直すかといったふうに、
どうやって相手に内容を伝えるかという選択の場面が出てきます。

さらに言えば時間が限られているときに、
手短に同じ内容を伝えるにはどうすればいいかといったことも
仕事をしていればしばしば遭遇する場面となります。

私達が普段コミュニケーション能力と呼んでいるものは、
プライベートシーンではその内容のほとんどが
「相手を不快に思わせない能力」もしくは、
「相手に自分のことを気に入ってもらえる能力」です。

大切なのは伝えるということ

しかしビジネスのシーンにおいてはとりあえず
ご機嫌をとっておこうとする態度では信頼を失ってしまうことにもなります。

大切なのは自分の言いたいことや考えていることを適切に、
わかりやすく伝えることができるかどうかです。

ただ、心理学的な分析によると、
人は耳にした言葉のうちすぐに理解できるのは
全体の6割程度くらいの内容でしかないというデータもあります。

つまり内容ばかりを理路整然と並べても、
聴いている人が常に全てを理解してくれているとは限りません。

そこで話す内容をきちんとしつつも、
相手に自分のことや話している内容を記憶に
残してもらえるようなちょっとした工夫も必要になってきます。

面接時には想定していなかった質問を
突然投げかけてくるようなこともよくあります。

どんなときにも慌てず冷静に対処できるように、
普段から話し方や伝え方には注意をしていきたいところです。